K様邸の施工前

施工前

茶道が趣味のお客様が求める静かで落ち着いた空間を作るために、茶道の心を表す庭を作りました。長い敷地を活かして、訪れる人が庭に入った瞬間に感じる物語と、流れるような美しさを持つ庭をデザインしました。

K様邸に石を設置していく

飛石を配置していきます。

飛び石の配置には特にこだわり、庭全体のバランスを考えながら、一歩一歩を心地よい旅にするようデザインしました。石と石の間隔は、茶室を愛好することから、着物を着用しても自然に歩けるように配慮して計算しました。

蹲(つくばい)を設置

K様のお宅には茶室があるとのことで、蹲を設置しました。蹲は茶道には欠かせない存在で、茶室に入る前に身を清めるならわしがあります。また、蹲へ水が流れる様は風情を感じさせ、お琴のような音色が心地よさを演出します♪

イロハモミジを植えました。

イロハモミジは、四季を通じて色々な色を見せます。春は新緑、夏は濃い緑、秋は赤や黄色の紅葉、冬は雪に映える枝の形が楽しめます。

完成

茶道という日本古来の伝統と自然の息吹が見事に調和し、心安らぐひとときを紡ぎ出すための理想的な空間を創り出すことができました。